はい。古こ代だいの知ち恵えの書しょである聖せい書しょには，多おおくの人ひとが抱いだく重じゅう要ような疑ぎ問もんの答こたえが出でています。それを知しると，気き持もちが前まえ向むきになり，安あん心しん感かんが得えられます。どんな疑ぎ問もんに答こたえているか，確たしかめてください。

1.   万ばん物ぶつを創そう造ぞうした神かみは存そん在ざいしますか。聖せい書しょには，神かみは『すべてのものを創そう造ぞうした』と述のべられています。（啓けい示じ 4:11）神かみは，わたしたち人にん間げんをも造つくったので，人ひとが前まえ向むきな気き持もちになり充じゅう実じつした生せい活かつを送おくるために何なにが必ひつ要ようか，ご存ぞんじです。

2.   神かみはわたしのことも気き遣づかってくださいますか。神かみは近ちかづきがたい存そん在ざいではありません。『神かみは，わたしたちひとりひとりから遠とおく離はなれておられるわけではない』と聖せい書しょが述のべるとおりです。（使し徒と 17:27）あなたの日ひ々び経けい験けんする事こと柄がらを気きに掛かけてくださり，良よい生いき方かたができるよう願ねがっておられるのです。―イザヤ 48:17，18。ペテロ第だい一いち 5:7。

3.   神かみについて知しると，どうして気き持もちが満みたされるのですか。神かみは人にん間げんを「霊れい的てきな必ひつ要よう」を持もつ者ものとして創そう造ぞうしました。つまり人にん間げんには，生いきる意い味みや目もく的てきを知しりたい，という生せい来らいの願ねがいがあるのです。（マタイ 5:3）霊れい的てきな必ひつ要ようには，創そう造ぞう者しゃである神かみを知しり，その神かみと親したしくなりたい，という願ねがいも含ふくまれます。あなたが神かみについて知しろうとする時とき，その努ど力りょくを神かみは喜よろこばれます。「神かみに近ちかづきなさい。そうすれば，神かみはあなた方がたに近ちかづいてくださいます」と聖せい書しょにあるとおりです。―ヤコブ 4:8。

 神かみとの親したしい関かん係けいを築きずき，安あん心しん感かんや，生せい活かつの中なかで前まえ向むきな気き持もちを持もてるようになった，と感かんじている人ひとは大おお勢ぜいいます。神かみを知しったからといって，生せい活かつの問もん題だいがなくなるわけではありませんが，聖せい書しょに収おさめられている神かみの知ち恵えを活かつ用ようすると，こんな益えきが得えられます。

•   家か族ぞくがより幸こう福ふくになる。

•   人にん間げん関かん係けいが改かい善ぜんされる。

•   憂ゆううつな気き持もち，お金かねの悩なやみ，慢まん性せい的てきな病びょう気きなどの問もん題だいに対たい処しょできる。

 多おおくの教きょう会かいは，聖せい書しょを使つかっていても，その教おしえを実じっ行こうしていません。一いっ方ぽう，真しんのキリスト教きょうは聖せい書しょの教おしえを堅かたく守まもっているので，あなたが神かみを知しるための助たすけとなります。